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熊本のアートとひとのすてきな関係を作るkmac(クマック)公式ブログ

kmacart.exblog.jp

独占入手!kmacセルフインタビュー!!!(下)

kmacが地元某ラジオ局に取材された!!!!という架空のインタビュー後編です。
「は?」って思った方、まず

(上)をごらんください↓
http://kmacart.exblog.jp/15268469/



ところで、熊本のアートの現状はいかがですか。

k:そうですね、もともと九州というのはアートに限らず自然も食べ物も豊富で気候もいい恵まれた土地柄で、なんとなく生活できちゃうんですね。

それはいいですよね!

k:まあそうなんですけど、正直、表現するに当たっては、ハングリー精神というか、表現に対する緊迫感みたいなものがとても薄くて、まあギャラリーの市場原理もないですし、なかなか全国レベルのアートというものが難しい環境にあります。しかしそれは中にいるとなかなか意識されていないのが課題ですね。やっぱり命を懸けた表現というのは一度死にかけるくらいしなきゃいかんわけです!!
ってのは言い過ぎですが、まあ、2012年に10周年を迎える熊本市現代美術館があるのはとてもありがたいことですし、約8年前から廃屋のようになっていた繊維問屋街をリノベーションしてアーティストたちがアトリエなどにしている河原町、天草には東京から移り住んだアーティストの加藤笑平さんが開く「天草在郷美術館」、熊本市新町にはアーティストの櫻井栄一さんが開く「新町三畳美術館」があり、それぞれ地域でイベントをプロデュースしたり、面白い動きもあるので期待しています。最近は、3月に建築家の坂口恭平さんが帰郷してきて、古民家に「ゼロセンター」を立ちあげたりと、ぶっ飛んだ動きをしているのでこれから本当に面白くなりそうです。

地方では「アート」という言葉が氾濫してまちづくりに利用されたりしている例が多いですが、地方だからといってあきらめることなく、見守っていきたいと思います。まだまだこれからです!!


なるほどー。地方で「アート」の言葉が氾濫しているということですが、「アート」とは本来どういことですか?

k:うーん、それにひと言で答えるのはすごく難しくて、アートの業界の中でも定義もされていなくて、多くの人たちが論じたり悩んだりしているところなんですが、端的に言うと美しさへの感動、かなあ。とはいっても単に綺麗とか美しいとか目に優しいものだけではなくて、まあその美しさにもいろんな意味があるわけですよね。
かつて現代美術の世界では絵画の一定のルールをいかに超越して新しい表現方法を発明するかという謎かけみたいな動きもあった。これは、何も知らずに作品だけ見ても全然意味が分からないんですが、美術史を理解していれば歴史的な作品だということが分かる。その感動を共感するのが芸術、アートであると。だから何にも知らずに難しいとかわからんとかいうんじゃなくて、より深く、というか広く楽しむために見る側も勉強して、そういう知識を踏まえている必要もあると思います。もちろん作り手には、当然それは踏まえて、だから自分は何をする、というのがないと。単なる自己表現やクラフト的な「アート」はあふれていますが、そうじゃなくてもっと深い感動、社会や世界へのその人独自の批評性、固定概念や常識を覆す感動!を見る者に与える力がないと、と思います。kmacはそういう力を養っていく場にしたいし、だからといってあまりアートとはこうあるべき!、というのを押しつけず、kmacの活動としては幅広くなんでもやっていきたいと思っていますけどね。なんちゃって。


なんちゃって?・・・そ、そんな熱い思いがあったんですね!では、これからのkmacの活動はどうなっていくんでしょうか。

k:そうですねぇ、さっきもちょっと言いましたが熊本ってアーティストやキュレーターの方なんかと交流する機会が決して多くないので、ほかの地域の第一線で活躍する人たちをどんどん招いて、アート好きな人もあんまり知らないひとも、とにかく交流してもらって、身近に思ってもらいたい。熊本のアート関係者たちには特に、全国を知ってもらいたいし、もちろん自分も含めですよ。もちろん遊び企画もやりますが、kmacは基本はやはりトークだと思っています。実際に触れて、つながりを作っていく。熊本はごはんおいしいし空気も水も綺麗で山も海も街もあるしすごくいいところなんで、アート関係のみなさんにはぜひ観光がてら来てもらって、ついでにアートの話して遊びましょうよ、という感じで。そういう受け皿になりたいです!!
いまkmacはレジデンスはなくって知り合いのアーティストさんに自宅に泊まってもらったりはするんですが、今後はレジデンス環境を整えたいなあとも思っています。あとこれからもちょっとおかしな企画というか、たとえば今ツイッターで現代美術館の学芸員さんと話してたんですが「愛されOLっていうのは何か」っていう話題で、「じゃあそれをkmacで研究してコスプレするイベントしましょう」って話になって(笑)。まあアートだろうがなんだろうが面白いことをとにかくやっていこうという、ノリですね、ノリ! ・・・ってアートの定義とかあんだけ話しておいてね(笑)


なるほど・・・(笑)ではですね、ここでPRタイムが30秒あります。はい、どうぞ!

k:えっ、そんなの打ち合わせで聞いてないんですけど!・・・えっと、PRって別にないんですけど、あ、いやないわけではないんですけど、あっ、kmacではですね、常時kmacと組んでなんか面白いことをしたいという全国の人々を募集しています!トークとか、ワークショップとか、変なイベントとか、ぜひ一緒に作っていきましょう!それと、kmacもなんか呼んで頂ければイベントプロデュースだったりトークだったりいろいろやりたいと思っていますのでぜひお声かけ下さい!イベントも、メディアアーティストの八谷和彦さんをお招きしてのトークなど、今後いろいろ控えているのでぜひチェックして下さい!あ、それからkmacお金ないんで、寄付をしたいという奇特な方はですね、銀行口座がえーっと、肥後銀行の普通、口座番ご・・・・

はいっ、お時間終了となりましたー!!kmacとっても面白そうですね☆私も次のアート合コンにはぜひ行きたいと思います!番組ではお便り、リクエストをお待ちしています。アドレスはkmac-office@excite.co.jpです。ではまた来週!
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by kmac-office | 2011-08-12 23:24 | kmacとは
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